GIA (Gemological Institute of America)では、2018年10月7(日)~10月9日(火)の期間、カールスバッド(カリフォルニア州)で、第6回国際宝石学シンポジウムを開催するそうです。
プレスリリースによりますと、
「新たな挑戦・ 機会の創出」に焦点をあてるこの3日間のイベントでは、GIAや他の第一線の研究者による最近の研究結果など、最新の宝石学の研究に関する報告が行われます。 ハーバードビジネススクール(HBS)の教授が、年次のGIAグローバル・リーダーシップ・プログラムなど、すべてのHBSプログラムでも採用されている有名なケーススタディ方法を用い、ビジネス概念と技術革新のコースを主導します。
また、シンポジウムでは、「現代宝石学の父」として知られているGIA第二代会長 のRichard T. Liddicoatの生誕100周年を祝います。
講演者や登録、そしてハーバード主導のビジネスコースへのコース別参加オプションなどに関しては、2017年9月に詳細がわかる予定になっています。
GIAは1982年、設立50周年を記念して、第1回国際宝石学シンポジウムをロサンゼルスで開催しました。 その集まりでも、そしてそれ以降4回開催されたシンポジウム(1991年、1999年、2006年と2011年)でも、宝石と宝飾品業界のあらゆる分野のリーダーたちや、その他専門家が一堂に会し、関連問題や業界にとって重要なトピックに関するプレゼンテーションやパネルディスカッションが行われました。
とのことです。
リディコート氏の生誕100周年なんですね。
興味のある方はGIA に問い合わせてみてくださいね。
リチャード・リディコート氏は大勢の人たちに愛された素晴らしい先生でした。私も何度かお目にかかったことがありましたが、奥さんは先生と直接なにやらお話もしたようです。さてさて、何を密談したのやら…。
リディコート氏はGIAの2代目学長ですが、その功績は大きく、宝石学の父とも言われているほどの方です。
今ではダイアモンド取引にはなくてはならない、ダイアモンドグレーディングの「4C」をシステム化したのも彼の力です。
GIAも色々と変遷してきましたので、今思えば、GIAの最後の良心だったなあ、なんて思い出に耽っています。
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